GISPA日本語デジタル試験について

 

検定の概要

 GISPA日本語デジタル試験(略称:GISPA TEST)は、一般社団法人グローバル共生社会推進機構(GISPA)が実施する、日本人及び日本語を母語としない日本語学習者の日本語能力を判定する日本語デジタル試験です。
 この検定は、6つのレベル(G6~G1)から構成されています。「G6」は初心者用のプログラムで構成されています。「G5」から「G1」は、「文字・語彙」「文法」「聴解」「読解」の4つの分野から構成され、総合的に判断して評価・判定します。
 出題の基準及びレベルは、日本語能力試験(JLPT)とほぼ同じになっていますから、平行受検も可能です。

GISPA TESTの特徴

1. CBTであること

 GISPA TESTは、ペーパーテストである従来の日本語能力試験とは異なり、名前の通りデバイスを使って受検するCBT(コンピューター・ベースド・テスティング)です。
 従って、原則として「いつでも」「どこでも」「何度でも」受検することが可能です。
 現在、国内および海外でトライアルテスト実施を実施していく準備を進めています。
 詳しくは、後日HPでお知らせします。

2. 顔認証システムが完備していること

 GISPA TESTは、最新の顔認証システムを導入しています。
 このシステムの導入により、受検者が本人自身であるかどうかを正確に判定し、「身代わり受検」や「カンニング」の防止を図っていきます。

3. 日本語Eラーニングとの連携

 GISPA TESTの大きな特徴は、検定に準拠したEラーニング「Eにほんご」(URL:https://kg-japaneseschool.jp/)と連携しているということです。したがって、皆さんの近くに日本語学校や適切な日本語教師がいなくても、この「Eにほんご」があれば「自学自習」しながら、日本語能力をレベルアップすることができます。
 「Eにほんご」は、初心者用の「ZERO~」と、JLPT準拠の「N5」~「N1」まであり、中でもN5・N4のレベルは16ケ国語に対応していますから、母語を見ながら自ら学習することができるようになっています。
 また、N5・N4・N3は、映像授業の解説がついていますから、だれでも自学自習することができるようになっています。
 テキストも「ZERO~」から「N1」レベルまでそろっていますから、教室内授業や個人の座学も可能です。

レベルと内容

 GISPA TESTは、6つのレベルがあります。初心者レベルの「G6」と「G5」「G4」「G3」「G2」「G1」です。この「G5」から「G1」は、ほぼ日本語能力試験JLPTの「N5]から「N1」に対応しています。
 G6」は、初めて日本語を学習する生徒を対象にした「遊びながら楽しく学ぶ」Eラーニングです。イラストを数多く使い、ゲームをしながら楽しく学べるように工夫されて  います。
 今後トライアルテストを行っていきますが、当初は「G5」「G4」「G3]レベルのみ実施します。何度でも受検することができますから、在留許可の申請期日が迫っている場合でも合格するまで受検が可能です。

成績結果と合格証

 GISPA TESTは、CBTなので試験の結果は受検終了後すぐわかります。
 合格証は、希望者に発行します(有料となります)。
 詳しくは、今後HP上で説明していきます。